学会案内
理事長通信


理事長  石橋まゆみ

 春爛漫の候、日本手術看護学会会員の皆様におかれましては新年度を迎え、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
 4月は新入学・新入職員の仲間たちを迎えられる喜ばしい月です。そして、また新入職員を迎える諸先輩におかれましては、新人教育や環境整備などで多忙な月でもありますが、数か月後そして一年後が楽しみでもあり、またやりがいのある月ではないでしょうか。
 さて、「日本手術看護学会2018年度の取り組み重点項目」についてお話させていただきます。本年度は取り組み重点項目を大きく2つ掲げました。
 一つ目は、昨年度からの引き続きになりますが、手術看護の質の評価指標(日本手術看護学会編)の活用です。これは、作成した評価指標を活用し、その評価および運用方法についてまとめていきます。
 二つ目は、周術期看護の将来構想の検討および構築(あり方)です。
まず、高齢化社会に向けた高齢者医療と看護ケアの質の向上のための教育の推進です。
これは、2025年問題以降の少子高齢化を見据えた、看護師不足にも関わる課題です。2025年以降は総合的な医療と介護提供体制の構築が推進されます。そのためには、医療環境の変化に沿った看護教育体制の整備が必要と考えています。高齢者が住み慣れた地域に戻る生活を目指し支援すること、すなわち、地域包括ケア・入退院支援に関連する切れ目のない継続的な周術期看護提供者の人材育成です。
 次に、手術室に直接関連した少子化と看護師不足の課題です。特に器械出し看護師の不足が考えられます。そこで器械出し業務のあり方について会員の皆様方とともに考え、学会としてまとめていくことをスタートさせます。また、継続看護につながる記録の充実を図るために、本学会が周術期看護の中で手術前に行う術前外来の記録のひな形を作成し、それを基に各施設でオリジナルを作成し、使用できるようにしたいと思います。

 以上のことについて、理事ならびに各役員そして何よりも会員の皆様方と一緒に考えていきたいと思います。
 最後に新入職員ならびに多くの方にご入会いただき、年次大会・地区学会などにご参加くださることにより、お互いに成長できる2018年度になることを願っております。
 2018年4月 
 

学会のマークについて

 
 

本学会のマークは、1987年に会報を創刊するにあたり、梶野文樹氏に依頼しデザインされたものです。マークの目的は、手術は直接生命に関わるものとして中心に心臓がおかれ、そこに全国の同じ目的を持っている人連が集ってくるという意味をこめて、十字の道がつけられました。一人でも多くの皆様にこのデザインの意味を理解し、また永く愛されることを期待します。

     
 


日本手術看護学会事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷3-19-7 本郷三宝ビル4階  TEL:03-3813-0485 FAX:03-3813-0539 E-mail:kaiin-1@jona.gr.jp