大会長挨拶

ご挨拶

第34回日本手術看護学会年次大会
大会長 石田 静恵


 2020年11月6日、7日の二日間にわたり、第34日本手術看護学会年次大会を石川県立音楽堂、ホテル日航金沢で開催いたします。北陸地区では13年ぶりの開催となります。
 2025年問題である少子高齢社会を目前に、医療の提供体制は大きく変わろうとしています。2015年に特定行為看護師研修制度が創設され、2020年より術中麻酔管理に関する特定行為看護師研修が開始されます。そのため手術室看護師が麻酔に関する補助業務を担っていくことが考えられ、ますます手術室看護師の役割拡大が期待されます。一方で手術室看護師の配置基準がないことから、慢性的に手術室看護師が不足している状況であり、会員実態調査の中でも看護師以外の職種に清潔野補助業務として器械出し業務の役割を委ねている施設も出てきています。今後、看護師不足はさらに加速していくことが予測され、他の職種と協働し、連携を図ることがさらに必要となってきます。そして、手術室看護師として他の職種とどのようにタスクシフト、タスクシェアリングしていくかが課題となり、協働およびマネジメントがより重要となってきます。その中で患者により安全で安心な手術を提供できるように多職種と連携を図り、それぞれの専門性を追求していくことが重要であると考えました。
 これらのことを基盤に、本年次大会では「変わりゆく医療環境と周術期看護-今、手術室看護師がやるべきことは-」をテーマとしました。
 私達が日々実践している看護を通して改めて手術看護を再認識し、多職種との協働を図るためのマネジメントや人材育成、仕組みづくり等についての課題を明らかにし、手術看護の専門性や手術室看護師としてやるべきことについて検討する学会となるよう準備しております。
 開催にあたり、関係各位のご支援とご協力をいただきながら、北陸地区役員で全力を傾けながら準備を進めております。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。。
2019年11月