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理事長通信 秋号



理事長 ミルズしげ子


 今夏は異常な暑さが続いていましたが、ようやく秋の気配を感じる今日この頃となりました。
 2024年元旦に発生した能登沖地震の復興が進められている中で、あらたに能登地方を襲った豪雨災害には、本当に胸が締め付けられる思いです。被害にあわれた皆様には心からお見舞い申し上げます。

 さて、今年度の活動が開始され、気が付けば折り返しの時点になりました。9月は災害対策について考えさせられる月です。先日のJONA災害情報システムの災害訓練にも多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。8月に日向灘沖で発生した地震では、南海トラフ地震発生の可能性があると判断され、緊張が走りました。多くの施設では、地震に備え様々なことを再確認されたのではないかと推察いたします。いつ発生するのか分からないからこそ日頃からの備えは重要です。ぜひ手術室のみならず、日々の生活を含め、災害への備えを再確認していただきたいと思います。
 患者さんに安全な手術を提供するためには、手術室に勤務される皆様が安全に過ごされることが最重要課題になります。2022年に本学会の診療報酬ワーキンググループが実施した、手術室看護師の応援体制に関する調査では、83.7%の施設が他部署への応援にでる反面、80.8%の施設で他部署からの応援が無いと答えていました。その理由は、手術室の経験がないと業務ができないということでした。このことは手術室での看護業務の専門性、特殊性があるためと言えましょう。安全に手術ができるためにも、ぜひ日頃から自らを含めた災害の対応を考えていただければと思います。

 今年度も「手術看護の日」の一環として、看護職や一般の皆様からエッセイを募集しました。周術期看護に係る看護師や、手術を受けた患者さん・ご家族の皆様から寄せられたエッセイは、多くの心温まる内容が含まれていました。ご応募いただき、ありがとうございました。詳細については、ホームページをご覧ください。

 第38回年次大会は、10月19日(土)、20日(日)に札幌コンベンションセンターにて開催する予定です。今年度のテーマは、「周術期看護の価値と創造‐変化の時代を柔軟に乗り越える‐」です。多くの皆様と、会場で周術期看護について語り合えることを楽しみにしています。

 皆様のご意見を本学会の活動に反映できるよう、役員一同取り組んでまいりますので、今後もご教示ご支援くださいますようお願いいたします。
最後に、皆様のご活躍とご健康をお祈り申し上げます。

 2024年10月



今までの理事長通信







日本手術看護学会事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷3-19-7
本郷三宝ビル4階
TEL:03-3813-0485 FAX:03-3813-0539
E-mail:kaiin-1@jona.gr.jp


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