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理事長通信 秋号



理事長 ミルズしげ子


 長雨の9月が過ぎ、秋らしい季節になりました。
 気がつけばもう10月です・・。
 7月28日に発生した熊本地震。「なぜ、また熊本で」と、驚きの中で皆様の無事を願うばかりでしたが、JONA災害情報システムでは、それぞれの医療施設の被災状況が確認されました。そのような中で、ある医療施設の手術中の映像には、激しい揺れの中、避難経路を確保するために転倒しながらも走る看護師の姿、術中の患者さんが手術台から転落しないよう、しっかり保持しようとしている医師の姿に感銘を受けました。これらは、日頃からの訓練と実践の積み重ねによるものと感じました。被災された皆様の一日も早い復興を願っております。
 そして、8月の関東地区を襲った豪雨では、施設の地下への浸水により手術の運営に影響が出た施設の情報もありました。これまでJONA災害情報システムは、地震発生時の震度情報を基に稼働していましたが、防災気象情報のレベルⅤ(特別警報)が発生した場合も作動するようなシステムへと準備を進めています。
 来月は、記念すべき40周年の年次大会が11月21日(土)・22日(日)の両日、大阪国際会議場にて開催されます。テーマは「周術期看護の継承とシンカ-つなぐ技とこころで患者に寄り添う-」です。「シンカ」には、「進化」「深化」「真価」「新価」の4つの意味が込められています。様々な企画を検討しておりますので、多くの方にご参加いただきたいと願っております。
 また、8月の千葉県豪雨災害による千葉大学医学部附属病院と東京科学大学病院の連携の在り方は、今後多くの施設で起こりうるものと考え、年次大会の「緊急企画」として、両施設の方にご講演をいただく予定です。大阪国際会議場に多数お集まりいただき、周術期看護の「シンカ」について情報交換できる機会になることを願っております。
 10月3日「手術看護の日」には、多くの方から寄せられたエッセイの最優秀賞、優秀賞を発表しました。どの作品からも感動させられ、審査員たちを悩ませました。ご応募、ありがとうございました。受賞された方は以下の皆様になります。受賞作はHPに掲載されていますので、ご一読ください。

 【一般の部】の受賞者
  最優秀賞:長谷川餅夫(兵庫県)  「ギュッとね」
   優秀賞:齋藤 静子(青森県)  「ズボラな神様」

   優秀賞:津田 順弘(広島県)  「私たちはチーム!」
 【看護師の部】の受賞者
  最優秀賞:齋藤 友厚(青森県)  「記憶に残らない看護」

   優秀賞:徳村 大揮(福岡県)  「招待状の向こう側」

   優秀賞:遠藤 舞香(神奈川県) 「見えない看護」 

 また、ASIORNA(アジア周術期看護学会)が、10月23~25日にタイのバンコクにて開催されます。本学会からは、安全管理委員会、ジャパンハートプロジェクトのチームが発表する予定です。コロナ禍によりASIORNAの活動が停滞した経緯もあります。アジア各国の周術期医療に携わる看護職が、それぞれの国の状況を共有しながら、ディスカッションできる場が今後も継続されるように、日本チームも参加する予定です。
 今年度も様々な課題に活発に活動しておりますので、本学会へのご指導、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。


 2026年10月



今までの理事長通信







日本手術看護学会事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目26-1
本郷宮田ビル5階
TEL:03-3813-0485 FAX:03-3813-0539
E-mail:kaiin-1@jona.gr.jp


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