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理事長通信 新春号



理事長 ミルズしげ子


 2025年、新たな気持ちで新年をお迎えのことと存じます。
 年末年始もお仕事をされた方も多いと思います。手術が必要な患者さん、ご家族のためにご尽力された皆様に感謝申し上げます。
 今年は、年末より日本列島を寒波が襲い、例年にない大雪に見舞われた地域もあります。
 さらにインフルエンザの流行も気になるところです。皆様が、健康に過ごされることを心より願っております。
 新年を迎えるとともに、昨年の元旦に発生した能登半島地震の記憶が蘇りました。この地震では多くの被害が発生し、さらに9月には水害にも見舞われ、被災地の復興はまだまだ時間が掛る状況にあります。一日も早い復興を願っております。また、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災は今年で30年になります。過去の災害から学び、日ごろから災害に備えることの重要性を再認識させられます。本学会ではJONA災害情報システムを活用し、災害時の施設の情報を共有できるよう運用しております。多くの皆様に関心をもっていただきたいと思います。
 本学会では、毎年取り組み重点項目を挙げ、様々な委員会活動を行っております。主な取り組み活動は、ホームページや年次大会などでも発表しておりますが、学会として年次大会の開催が大きな取り組みとなっています。第1回の大会以降、本学会は会員の皆様と共に手術看護・周術期看護について考え、今日まで発展してまいりました。第38回年次大会は2024年10月19日、20日、札幌コンベンションセンター(札幌市)で開催され、多くの皆様にご参加いただき感謝申し上げます。今年度はAORNからもWright先生をお招きし、講演をお願いしました。先生からは、若いナースが多く参加し、皆さんの熱気と積極的な取り組みに感激したと感想を頂いており、この場をおかりして皆様にお伝えいたします。
 また、年次大会の開会式後、「手術看護の日」で募集したエッセイの表彰式を行いました。「手術看護の日」を制定した目的の一つは、多くの皆様に周術期看護をアピールすることです。今回のエッセイ募集において多くの方からご応募をいただきました。特に一般の方からも多数ご応募がありました。応募された皆様に深く感謝申し上げます。最優秀賞、優秀賞の作品はホームページにアップしておりますので、ぜひご一読ください。
 今年の第39回年次大会は、2025年9月20日(土)・21日(日)、仙台国際センター・東北大学百周年記念会館で開催を予定しております。テーマは、「周術期看護の本質と発展 -あるべき姿を見つめ患者に寄り添う看護-」です。2025年は団塊の世代が後期高齢者となり、ますます手術患者の高齢化、さらに働き手不足など手術を取り巻く環境も変化していくと考えられます。そこでもう一度周術期看護の本質を考え、手術を受ける患者さんにとって私たちのあるべき姿を再考する機会にしたいと思います。本年次大会は会場確保の都合上、9月開催になります。演題募集等も早まりますので、ホームページなどご確認ください。
 今年も、本学会へのご指導、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 2025年1月



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日本手術看護学会事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷3-19-7
本郷三宝ビル4階
TEL:03-3813-0485 FAX:03-3813-0539
E-mail:kaiin-1@jona.gr.jp


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