「研究倫理審査」のお知らせ
近年、手術室看護師の研究活動は活発に行われてきており、医療(看護)における研究は、倫理的配慮および科学的妥当性ならびに利益相反に関する透明性が確保されているか倫理審査を受審することが原則になっています。特に、手術室看護師は、麻酔や手術により生命の危機的状況にある患者を看護の対象としており、研究においては倫理的配慮が求められます。多くの施設で研究倫理審査委員会が設置されていますが、一部の手術室看護師は、研究倫理審査委員会がない施設で研究に取り組んでいます。そこで、本学会会員の研究活動を支援するために研究倫理審査委員会を立ち上げ、2014年度から審査を開始しております。
本学会の倫理審査委員会は会員が実施する研究を対象として審査するものであり、会員が所属する施設に研究倫理審査委員会がない場合等に、倫理審査を実施いたします。
会員の皆様には、研究における倫理的配慮を理解し研究に取り組んでいただき、その研究結果を学会発表や論文投稿により、手術看護の質の向上に貢献されることを期待しております。
本学会会員からの研究計画書を審査いたします。
随時受け付けておりますので、ご希望の方は申請してください。申請に関しては学会事務局までお問合せください。
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参考資料
・厚生労働省「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(本文)(令和5年3月27日)
お問い合わせ先
日本手術看護学会事務局
〒113‐0033 東京都文京区本郷3丁目19‐7 本郷三宝ビル4階
TEL 03-3813-0485 FAX 03-3813-0539